学生がお金を借りるには?3つの方法を紹介から比較まで

2016年10月28日

学生がお金を借りることはできるのでしょうか。
どうしても欲しいブランドバッグの購入や友達との旅行、サークルの飲み会から学費の支払い・就職活動のスーツ代や移動費まで毎月のアルバイト代だけではどうしても賄えない場合があると思われます。
人から借りる方法もありますが、親や兄弟、友達に相談することもお金の話なのでなかなか相談しづらいと躊躇してしまいがちです。
結論から言うと、学生がローンでお金を借りることはできます。
その主要なものは学生ローン・消費者金融系カードローン・銀行系カードローンです。
下記ではそれぞれの特徴や借り入れ条件などを紹介していきます。

目次

学生ローン

学生ローンは、融資対象を学生に絞った学生専用ローンです。
1970年代頃に東京の高田馬場で誕生したと言われており、当初は現在の交遊費目的な借り入れは少なく経済的に苦しい苦学生などへ向けたローンとして誕生したようです。

借り入れ条件

借り入れ条件として「安定した収入のある学生」という条件が一般的です。
「安定した収入のある」というのはローン事業者によっても変わりますが、定期的にアルバイトをして収入を得ていれば問題ないという条件です。週5日アルバイトをしなければならないということではなく、週3日の4~5時間程度のアルバイトを定期的に続けていれば、融資可能だろうと言われています。

また「学生」という条件ですが、20歳以上35歳未満の大学生・大学院生・短大生・専門学生などが対象になっていて、一部18歳以上の学生(高校生不可)も融資対象になっている場合もありますが、その場合は親権者の同意が必要になるなど条件が増えます。

融資金額や金利

学生ローンでは融資限度額を最大50万円、またはそれよりも低く設定しているところが多いようです。
学生の内は本格的に仕事を行えない、かつアルバイトを安定した収入と見るところから他のローンと比べても限度額は低く設定されています。

また金利ですが、学生ローンの場合年利14.5%~17%がおおよその相場と言われていて、これは消費者金融系カードローンと銀行系カードローンに比べ下限金利が高く設定されています。
理由としてカードローンは高額融資であればあるほど、低金利での融資になる可能性が高いと言われおり、返済期間が長くなるので低金利での貸し出しがされるようです。一方学生ローンは限度額が50万円であることと、学生へ貸し出すということから下限金利も高額になっていると言われています。

返済期間・返済方式

返済期間は主に3年~5年以内が一般的です。
5年以内という返済期間があるということは、在学中に完済しないといけないというわけではありません
では卒業後の社会人になれば返済条件が変わってくるかというと、変更がある学生ローンは少なく学生時に契約したときの条件で卒業後も返済が可能です。

返済方式は自由返済方式やスライドリボルビング方式などローン会社によって違っているようです。
自由返済方式とは最低返済金額として利息のみ返済を行っても問題なく、元金は返済期間内に完済すれば問題ないという返済方式です。スライドリボルビング方式はカードローン返済記事で説明しているのでそちらを参照して下さい。

返済方法

返済方式で全国の銀行ATMやコンビニATMなどからの返済は対応しているところが少なく、銀行振込かローン会社へ直接返済しに行く店頭持参が多いようです。またローン会社専用ATMでも返済できます。

申し込み必要書類、担保・保証人

申し込み必要書類は「学生証」や「免許証」、「健康保険証」などの本人確認ができるものがあればOKです。担保や保証人は原則必要ありません。

消費者金融系カードローン

カードローンの種類は大きく分けると大手消費者金融が提供するカードローンと銀行が提供するカードローンがあります。ここでは消費者金融系カードローンから説明します。
消費者金融系カードローンはTVCMで多く目にするカードローンになります。利用したことはなくても名前は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。下記で説明していきます。

借り入れ条件

借り入れ条件は一般的に満20歳以上70歳以下の方で、安定した収入のある方と記載しているところが多いようです。学生ローンでは上限が35歳未満となっていましたが、消費者金融系ローンは職業問わず、すべての方へローンを提供しているので年齢上限の幅が広くなっています。

また安定した収入とは学生ローンと同じで、月に一度以上の収入があれば問題ありません。ただし仕送り金など、人からもらったお金は収入とはみなされないので注意が必要です。

融資金額や金利

融資限度額は1万~800万円まで年齢と同じように幅があります。
ただし消費者金融系カードローンは総量規制という法律によって借り入れ総額が年収の3分の1までに制限されます。また50万円以上の融資を行う場合、あるいは他の貸金業者を含めた貸付総額が100万以上になる場合は収入証明書の提出も必要になります。これにより債務者(借りる方)への過剰な貸し付けを防いでいます。
学生でアルバイトが収入源の場合例えば、月5万円ぐらいのアルバイト収入だと年収60万になることからその1/3は20万なので最高でも20万円程度の借り入れしかできない計算になります。

金利は3.0%~18.0%が相場のようです。
カードローンと比べるとかなり下限金利が低くお得に借りられるように感じます。ただし下限金利は融資限度額が高ければ高いほど低くなると言われており、融資額が低いであろう学生では上限金利が適用される可能性が高いです。

返済期間・返済方式

返済期間は5年から最長10年以上を超えるなど大手消費者金融でもまちまちです。
利用する時は借りたい金額と返済期間を照らし合わせて無理なく返済できるところを選びましょう。大手消費者金融は、公式ホームページで返済シミュレーションができるようになっているので、借り入れを行うときは事前にシミュレーションしてみましょう。

返済方式は残高スライド元利定額リボルビング方式で返済を行うところが多いようです。
毎月の返済額に利息が含まれ、返済額が残高に関して段階的に変わるというのが特徴です。

借り入れ残高 返済金額
10万円未満 10,000円
10万円以上20万円未満 15,000円
20万円以上30万円未満 20,000円

返済方法

大手消費者金融は独自のATMを持っているところが多いです。そのATMで返済するか、提携銀行のATMから返済することが可能です。またインターネットバンキングや自動引き落としサービスなどが使用できるところもありますので、返済方法で借り入れ先を選ぶことも考え方の1つかもしれません。

申し込み必要書類、担保・保証人

申し込み必要書類は、本人確認ができる「運転免許証」や「健康保険証」などと、場合によっては収入証明書の提出も必要になります。担保・保証人は原則必要ありません。

銀行系カードローン

銀行系カードローンというと銀行という言葉で、学生にはハードルが高いというイメージがついてしまいがちです。しかし学生でも銀行でお金を借りる事が出来ます。ただ、学生に貸付を行っていない銀行もあるのも事実です。下記概要と特徴を解説していきます。

借り入れ条件

借り入れ条件は申し込み時の年齢が満20歳以上で65歳~70歳以下までとなっているところが多いようです。消費者金融系ローンと同じで学生ローンより貸し出し上限年齢が広くなっています。
安定した収入ももちろん条件で、学生ローンと消費者金融系カードローンと同じような内容になります。
ただし、銀行系カードローンは借り入れ条件に学生不可という条件があるところも多いです。

融資金額や金利

銀行系カードローンの融資限度額は最大1,000万円のところもあり、かなり高く設定されているカードローンもあります。しかし借り入れ条件で説明したように、カードローン事態が借り入れ条件に学生不可が多いです。銀行系カードローンには消費者金融系カードローンで説明した総量規制の対象外ではあるものの、総量規制対象外であるからこそ借り入れ条件で、年収が低いであろう学生を対象外にしているのかもしれません。

金利は3.0%~15.0%で消費者金融系カードローンよりは上限金利が低くなっています。下限金利の適用は消費者金融系カードローンと同じく融資限度額が高い方へ適用されます。

返済期間・返済方式

返済期間は5年から7年と消費者金融系カードローンよりは短い印象です。
ただ期間内に返済したものの、カードローン契約事態を解約しないと契約が自動更新されていく銀行もありますので、不要になったら解約手続を行いましょう。
返済方式はやはり残高スライド元利定額リボルビング方式が多いです。

返済方法

銀行の場合借り入れの際に銀行口座も同時に作れるカードローンも多く、口座引き落としで返済忘れを無くすことができます。その他にもATMでの返済や振込での返済も、もちろん対応しています。

申し込み必要書類、担保・保証人

基本、本人確認が取れる運転免許証や健康保険証があれば申し込みできます。銀行によって変わる収入証明書の提出が必要な条件の場合は収入証明書の提出も必要です。また原則担保・保証人が不要ですが、
多くの場合銀行が指定した保証会社の保証が受けられる方という条件が入ります。

学生ローン・消費者金融・銀行カードローンどれがいいの?

上記で学生が利用できる主要なお金の借り方について説明してきましたが、実際のところどこで借り入れした方がいいのでしょうか?ここで解説しながら比較していきます。

利息のみでOK!学生ローンの自由返済方式

カードローンは、支払い金額が毎月ある段階までは一定な残高スライド元利定額リボルビング方式が多いですが、学生ローンのみ自由返済方式という返済方式があります。
これはカードローンと同じで月に1度必ず返済しないといけませんが、支払い金額までは決まっていなく最低返済金額として利息のみでもOKという返済方式です。
もちろん元金が減らないので借金が減ることはありませんが、学生時代は特に月々の支出がバラバラであることと、体調を崩しアルバイトへの出勤ができず収入が減ってしまった場合などは自由返済方式はかなり助かる返済方法と言えるでしょう。

1番大事なのはコレ?親バレ、周囲にばれない方法は?

カードローンや学生ローンでお金を借りる際に1番気になることは、親や周囲にバレないか?ということではないでしょうか。基本的には貸金業法という法律などで「第三者に債務情報を伝えてはならない」という取り決めがあるため、どのカードローンや学生ローンもその点は最大限注意を払って情報管理しています。

しかしお金を借りるためには、在籍確認という確認が必要な場合があります。カードローン会社から職場などへ、申し込み者が勤めているかどうかの確認を電話で行うようになっています。その場合はカードローン会社なども最大限に配慮し、会社の名前を出さず担当者個人名で在籍確認してくれるところが多いようです。
学生ローンの場合は在籍確認無しで融資を行うところもあるようです。

また親にバレる方法で多いのがローンカードの受取時です。ローンカードというのはカードローンで借り入れと返済時に必要なカードです。せっかくWebで申し込みをしたのに、ローンカードが実家に郵送されてしまい見つかってしまった!などがバレてしまう原因ではないでしょうか。この場合はカードローン会社のカード受取サービスを活用すると良いでしょう。配送時間が指定できるサービスもあるので、誰もいない時間帯に送付してもらうようにできます。

審査の基準は?スピードは?

学生だからと言って審査基準が変わることはないです。基本的に一般の方と同じような審査基準で審査されます。ただし下記に当てはまる人は審査に落ちてしまう可能性が高くなると言われています。

・過去にクレジットカードや携帯電話の月賦購入代金などを長期延滞したことがある
・書類に虚偽、または記載ミスがあった
・在籍確認が取れなかった
・安定して月に一度以上の収入がない


携帯電話の月賦購入したことがある人は多いと思います。何故携帯電話の支払いが審査に影響をもたらすのでしょうか。
携帯電話の月賦購入代金の支払いが長期延滞(2ヵ月以上)した場合は、信用情報機関に情報として残ります。信用情報機関とは過去のクレジットカードの利用履歴やローンの支払い履歴などの情報が保管されているところです。この情報は新しくローンなどを組む場合に、過去の支払い履歴はどうだったかなどの確認に使用され、銀行、消費者金融、信販(クレジットカード)会社は審査の際にこの情報を確認します。
携帯電話の月賦購入代金の支払いも対象になるので注意が必要です。

書類の虚偽、または記載ミスがあった場合も審査に落ちてしまう可能性が高いです。
虚偽はもちろんですが、記載ミスも同様です。提出する際に再度確認しましょう。
在籍確認は先程説明したとおりで、確認がとれないと審査に通ることが厳しいでしょう。安定した収入も借り入れ条件の1つなので必ず定期のアルバイト等を行っている状態で申し込んで下さい。

審査スピードですが、学生ローン、カードローン両方とも即日融資が可能なカードローンがあります。何時までの申し込みで書類に不備がないことがもちろん条件ですが、スピードについてはあまり変わらないようです。

融資金額は?

銀行系カードローンは学生に対して融資の、可・不可を、申し込み時で設定しており、さらに借り入れ限度額も一律10万円までにする銀行もあるなど、申し込み条件が厳しく高額融資は難しいのではないかという印象です。
消費者金融系カードローンは総量規制の対象なので、年収の1/3までしか借り入れできません。アルバイトで借り入れできる金額はそれほど高い金額は期待できないのではないでしょうか。
学生ローンは限度額が50万円までとこちらも総量規制の対象なのであまり期待できません。
学生のうちは高額な借り入れをするのではなく、何日までにいくら必要という緊急の出費の場合のみ借りるとよいかもしれません。

注意点

学生が借りられるサービスについて紹介・比較しましたが注意点があります。
軽い気持ちで利用し、気がついたら返済できなくなり…という悪循環にならないようにして下さい。友達との旅行やサークルの飲み会など交遊は必要です。ただし、自分が自制できないようであればお金を借りることは止めましょう。お金を借り入れするということは、返せなくなる危険性があるということです。
また学生時代に遅延や返済が滞ると信用情報機関に遅延や返済が滞ったことが情報として残ります。この情報は次にローンを組む時などに影響しますが、情報保存の期限がそれぞれ決まっています。もし身に覚えのある方は、情報の開示も行っているので確認してみてください。

まとめ

・学生が借りられるローンは学生ローン、消費者金融系カードローン、銀行系カードローン
・学生ローンは下限金利が高いが自由返済方式での返済ができる
・消費者金融系カードローンは総量規制対象だが下限金利は低く返済期間も長い
・銀行系カードローンは学生の借り入れ不可のところもあり、保証会社の保証を受けられる方が対象
・周囲にバレる可能性は在籍確認、親にバレる可能性はローンカードの受取など
・審査スピードは3つとも最短で即日融資、融資金額で高額は期待できない

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