オススメの銀行カードローンの金利と返済について各社を比較

2016年10月30日

消費者金融と比較すると、その低い金利で融資が受けられると人気の「銀行カードローン」。数%の違いとは言え利息にかなりの差が出るので、大きな融資額を中期・長期で借りるには、銀行カードローンを選ぶべきだと言えます。
また、銀行カードローンには、メガバンクをはじめ、ネット銀行、そして地方銀行が扱っているものがあります。しっかりとしたバックボーンによる安心感、スピーディーな対応、利用条件に優れているなど、扱う銀行によってそれぞれに特徴があるのですが、まずは利用する前に確認しておきたいポイントがあります。それは、金利です。

そこでここでは、数ある銀行の中から厳選したオススメの銀行カードローンの金利について、徹底比較。さらに金利とは切っても切り離せない返済について、最少返済額や返済方法などを中心に解説していきたいと思います。

目次

銀行カードローン各社の金利と融資限度額で比較

  
名称 金利 融資限度額
都市銀行 みずほ銀行 2.0%~14.0% 800万円
三菱東京UFJ銀行 1.8%~14.6% 10万円〜500万円
三井住友銀行 4.0%~14.5% 10万円〜800万円
りそな銀行 3.5%~12.475% 800万円
地方銀行 千葉銀行 4.3%~14.8% 30万円〜500万円
スルガ銀行 3.9%~14.9% 10万円〜800万円
北洋銀行 1.95%~14.7% 10万円~1,000万円
常陽銀行 2.5%~14.8% 800万円
ネット銀行 住信SBIネット銀行(プレミアムコース) 2.49%~7. 99% 1,000万円
住信SBIネット銀行(スタンダードコース) 8.99%~14.79% 300万円
楽天銀行 1.9%~14.5% 800万円

各銀行のカードローンで設定されている金利を見ると、最初に目に付くのが、消費者金融の金利に比べてかなり低いということ。例えば、「みずほ銀行」「北洋銀行」、そして「楽天銀行」のそれぞれを見ても分かると思います。
また、融資額についても、「北洋銀行」「住信SBIネット銀行」の1,000万円、「みずほ銀行」や「りそな銀行」、「スルガ銀行」の800万円という融資限度額を見ても、融資額の幅が広いということも確認できるのではないでしょうか。

このように、金利の低さや融資限度額の高さが特徴的な銀行のカードローンですが、その中でも特に金利の低さについて見てみると、都市銀行では「三菱東京UFJ銀行」の1.8%~14.6%、地方銀行では「北洋銀行」の1.95%~14.7%、ネット銀行では、楽天銀行の1.9%~14.5%が低いといえます。
さらに、上限金利や下限金利を見ると、下限金利では「三菱東京UFJ銀行」の1.8%が最も低く、上限金利では「住信SBIネット銀行(プレミアムコース)」の7.99%が最も低いことが分かります。
金利は融資額が増えるにしたがって下限金利へ、逆に少なくなるにつれて上限金利へと傾きます。そのため、希望する融資額が少ない場合は、上限金利が低いカードローンを、高い場合は下限金利の低いカードローンを利用するというのがオススメの選び方です
しかし、金利や限度額だけで選ぶだけではなく、各銀行カードローンが設けている独自のサービスから判断することも大切です。例えば、ネット銀行の「楽天銀行」。銀行カードローンの金利や融資額は平均的なものなのですが、楽天グループで利用することができる“楽天スーパーポイントが貯まる”というサービスがあることにも注目したいところです。

銀行カードローンの金利はどのようにして決まっている?

実質年率 限度額 審査時間

最大ご利用限度額は充実の800万円!

2.0%〜14.0% 最大800万円 公式サイト参照

お申込時には三井住友銀行に口座がなくてもお申し込みいただけます。

4.0%〜14.5% 10万円〜800万円 公式サイト参照

普通預金口座不要で利用可能!

3.9%〜14.9% 10万円〜800万円 公式サイト参照

限度額300万円以下の場合、収入証明書不要!

3.5%〜12.475% 最大800万円 最短即日
4.3%〜14.8% 30万円〜500万円 最短即日
2.5%〜14.8% 1万円〜最大800万円 公式サイト参照
1.9%〜14.7% 10万円〜1,000万円 公式サイト参照
0.99%〜7.99% 10万円〜1,200万円 最短即日
1.9%〜14.5% 10万円〜800万円 公式サイト参照

みずほ銀行カードローン ※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。

三井住友銀行 ※21時まで受付可能ですが、時間帯によっては回答が翌日以降となる場合があります。

スルガ銀行"リザーブドプラン" ガン保障特約付き消費者信用団体生命保険への加入可
スルガ銀行"リザーブドプラン" ※死亡・高度障害およびがんと確定診断された時に残高が0円になります。
スルガ銀行"リザーブドプラン" ※保険料は銀行負担です。

りそなプレミアムカードローン ※1 変動金利。2015年3月2日現在

常陽銀行カードローン お申し込みに際しては、常陽銀行および保証会社アコム(株)の審査があります。審査の結果、ご希望にそえない場合もございますので、ご了承下さい。
常陽銀行カードローン 詳しくは、店頭または常陽銀行のホームページでご確認ください。
常陽銀行カードローン ご契約内容をよくご確認下さい。
常陽銀行カードローン 収入と支出のバランスを大切に無理のない返済計画を。

楽天銀行"スーパーローン" お申し込みにあたっては、当行および保証会社の所定の審査があります。審査の結果、ご契約をお断りする場合もあります。なお、審査結果の理由については、お答えいたしかねますので予めご了承ください。

銀行のカードローンの金利は、融資額が大きいほど低く、反対に、少ないと高くなる傾向にあります。上記の表に記載されている金利は、最低と最高のもの。つまり、その間にある金利が、利用する融資額ごとに適用されることになります。しかし、同じ融資額であるにも関わらず、利用する方によっては金利に違いが見られることもあるようです。いったいなぜ、そのような違いが生まれるのでしょうか。

それは、利用者の信用情報に基づくからだと一般的にはいわれています。というのも、銀行のカードローンは、基本的に無担保で融資を行っています。つまり、少なからず貸し倒れのリスクを銀行は負っているわけです。
銀行側はそうならないように、融資の前に行う審査では年収や雇用形態など利用者の個人情報の他、信用情報を判断材料にして金利や融資額を決定しているそうです。
そしてこの信用情報は、過去のカードローンの利用履歴や、現在のクレジットカードの利用状況が記録されている信用情報機関というところに問い合わせをして、調べられます。個人情報や信用情報は、利用者によってそれぞれ。そのため、銀行のカードローンの金利は、たとえ同じ融資額だとしても人によっては違いが生まれるそうです。

ちなみに、カードローンの金利は、条件によっては適用されたものより引き下げることができるようです。初回、もしくは短期では難しいかもしれませんが、ある一定期間以上、カードローンを利用しているという方であれば、下げてもらえる可能性は高いとされています。これは、長期利用による銀行と利用者の信用・信頼関係が築かれたとき、つまり銀行からすると、優良顧客として認められることがポイントのようです。
さらに、それぞれの銀行が設けている条件をクリアすることでも金利が引き下がるようです。例えば、みずほ銀行を見ると、「住宅ローンの利用でみずほ銀行カードローンの基準金利から金利を年0.5パーセント引き下げ」というものがあります。
また、住友SBIネット銀行の「ミスターカードローン」の場合は、「SBI証券口座保有登録済であるお客さま」「当社住宅ローン残高があるお客さま」では、基準金利より-0.5%。「当社所定のSBIカードを保有し、かつ当社口座を引落口座に設定しているお客さま」では、基準金利より年-0.1%が適用されると公式サイトに記載されています。

優良顧客となるには、銀行の信用・信頼を得るために時間が掛かります。しかし、住宅ローンや証券口座を保有するなどは、既に利用されている方を含め、これからという方でも利用しやすいのではないでしょうか。

銀行カードローンの最少返済額で各社を比較

      
名称 最少返済額 融資限度額
都市銀行 みずほ銀行 10,000円 1万円以上100万円以下
三菱東京UFJ銀行 2,000円 10万円以下の場合※借入利率 年8.1%超の場合
三井住友銀行 2,000円 2,000円~100,000円
りそな銀行 10,000円 1万円超~50万円以下
地方銀行 千葉銀行 2,000円 10万円以下
スルガ銀行 3,000円 10万円以下
北洋銀行 2,000円 2,000円~100,000円
常陽銀行 2,000円 利用限度額100万円で、10万円以下の借入れの場合
ネット銀行 住信SBIネット銀行 2,000円2,000円超10万円以下
楽天銀行 10万円以内 10万円以内

※残高スライド方式の場合


銀行でカードローンを利用した場合、毎月指定した日に返済する「約定返済」か、約定返済とは別に追加で返済する「随時返済」、借入額の全額を返済する「全額返済」の3つが主な返済方法となります。これらの中でも、多くの方に利用されているのが「約定返済」です。そして約定返済には、月々“これだけ返済すればよい”という「最少返済額」というものがあります。表を見ても分かるように、「みずほ銀行」「三菱東京UFJ銀行」「スルガ銀行」「住信SBIネット銀行」など、大体2,000円~10,000円の間で設定されているところがほとんどです。また、この最少返済額は借入残高に比例しているため、融資額が多ければそれだけこの額も増えます。しかしそうはいっても、このように月々に返済する金額は極めて少ないため、無理のない金額で月々の返済はできるようです。

例えば、「三井住友銀行」で10万円借りたとします。最少返済額は2,000円ですから、月に最低でもそれだけ返済すればよいというわけです。しかし、お気づきかもしれませんが、最少返済額だけで毎月の返済を済ませていると、元金はなかなか減っていきません。
仮に、この10万円を3ヵ月間借りたとして下限金利を14.5%で計算すると、月々の返済額が毎月34,142円となります。これを3ヵ月間返済すれば返済の期間も予定通りなのですが、最少返済額2,000円で返済していくとなると…。いわずもがな、元金がなかなか減っていかないというのが分かります。結果的に、返済が長期間になってしまいますし、総額も増えるため、負担となるでしょう。
最少返済額は、あくまでも最終手段。返済を先に延ばしているだけだという感覚を持ち、どうしても今月の返済が苦しいというときに利用するようにしましょう。

繰り上げ返済を利用すれば負担を減らせることもある

最少返済額は最終手段だとお伝えしましたが、それとは反対に、返済をスムーズに、そして早く済ませる方法があります。それは、繰り上げ返済です。
繰り上げ返済は随時返済ともいわれることがありますが、これは通常の約定返済の他に、自分の都合に合わせて返済可能な金額を支払うというものです。強制や義務ではありませんので、手元に余裕があるときに返済することができるという特徴があります。

ちなみに、この繰り上げ返済を利用した場合は、どういった点でお得になるのでしょうか。結論をいうと、返済回数と返済総額、支払利息の負担を下げることが可能となります。
銀行カードローンの金利は基本的に、日割り計算です。そのため、返済が早ければ早いだけ、利息に掛かる金額も少なくなるといえます。加えて、約定返済以外に返済するわけですから、当然、完済までに掛かる回数や期間が短くなりますし、それに伴って最終的に支払う返済総額や支払利息の金額も減っていきます。

頻繁に繰り上げ返済を行うというのは厳しいと思いますが、ボーナスのある余裕のある月だけ行うというのでも、まったく違う結果となりますので、積極的に利用することをオススメします。それから、注意点としては、繰り上げ返済は毎月の返済とは異なる返済だということ。仮に当月に次月分と合わせて2ヵ月分返済したとしても、次月にはその月の分の返済をしなければなりません。(借入残高が減るという事実は変わらないため、利息は減ります。)

各銀行カードローンの返済方法について比較

銀行カードローンの返済方法には、大きく分けると、「自動支払」「ATM」「振込」の3つに分けることができます。
それぞれを説明すると、自動支払は、カードローン利用時に登録した普通預金口座から自動的にお金が引き出されるというもの。なお、こちらの利用は、銀行によっては自動支払依頼書の提出をする必要があるといった手間が掛かりますが、返済忘れを防げるため非常に便利な方法です。
次に、ATMによる返済について。こちらの返済は、契約時に発行されるローンカードを使用して、カードローンを利用している銀行のATM、もしくは銀行が提携しているコンビニエンスストアのATMから返済をするというものです。多くの銀行は、全国展開しているコンビニエンスストアと提携していることもあって、便利に利用することができます。また、繰り上げ返済を思い立ったときにも利用しやすいでしょう。
そして、最後に振込。振込は、カードローンの返済専用口座に振り込むというものです。振込先については、各銀行が設けている会員サービスなどを利用することで確認ができます。

いずれの方法も、カードローンを扱っている銀行では採用してところが多く、それぞれを比較しても、あまり違いが見られませんでした。しかし、各銀行ともに利用者のライフスタイルに合わせて、これらのような便利な返済方法が用意されているという点では共通しているようです。

返済における各銀行カードローンの共通点

さらに共通点として挙げるならば、各銀行が設置している自社専用のATMの利用であれば、返済に掛かる手数料が無料であるということ。さらに、提携しているATMからの返済でも、手数料が掛からないという点があります。

消費者金融ではよく見られるのですが、自社以外のATMを利用した場合に手数料が課せられるところがあります。特に、中期・長期でカードローンを利用しているという方は、返済するごとに毎回数百円単位の手数料が掛かるため、その度に負担になることも。ですが、銀行カードローンが利用できるATMでは、ほとんどが手数料無料だというところもあるので、その心配もなくなるのではないでしょうか。

銀行カードローンと消費者金融の金利はどちらがお得?

冒頭の「銀行カードローン各社の金利と限度額で比較」にもあるように、銀行カードローンと消費者金融の金利を比較すると、銀行カードローンのほうが金利は低いといえます。銀行カードローンは多額の融資を希望する方や中期・長期で利用するという方には、利用しやすいカードローンでしょう。

一方の消費者金融の扱うカードローンでは、銀行のカードローンではあまり実施していない、無利息期間を設けています。“初めて利用される方”や“期間の違い”など、金融機関によっては異なる部分もありますが、その期間だけは融資額がいくらであろうと、金利は全く掛かりません。そのため、短期で利用したい方には大きなメリットだといえるのではないでしょうか。しかし、無利息期間を過ぎてからの返済は、利用した金額や期間に応じて金利・利息が発生しますので、注意が必要です。

このように、それぞれにはメリットが見られます。ですが、利用する方の融資額や期間によっては、デメリットとなることも。したがって、一概にどちらの金利がお得だと言い切ることはできません
ご自身にとってどちらの利用がよいのかをじっくりと考えた上で、銀行カードローンと消費者金融を選ぶようにしましょう。

まとめ

これまでに「オススメの銀行カードローンの金利と返済について各社を比較」について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
以前は、“審査が厳しい”“時間が掛かる”といわれていた銀行カードローンですが、近頃では審査回答が最短30分というところもあって、銀行カードローンの利用を検討するという方も増えてきているようです。
その上、金利が低く融資額も大きいという銀行の特徴から、まとまった融資が必要だという方には人気のようです。
みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行などのメガバンクをはじめ、地方銀行の「スルガ銀行」「北洋銀行」などでも取り扱っているカードローン。もはや銀行の数だけ存在するといっても過言ではありません。上記を参考に、ご自身にあった銀行カードローンを見つけてみてはいかがでしょうか。

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