ブラックリストに入るってどういう事?なんで審査に通らないの!?

2016年10月28日

ブラックリストに入るってどういう事?なんで審査に通らないの!?

たまに、ローンなどの審査について調べたりすると「ブラックリストに入るとローン審査には通らない」というような言葉を耳にすると思われます。
ですが「そもそもブラックリストって何?」や、「なんで審査に通らないんだ?」と考える方も多いのではないでしょうか。

この記事では、俗に言う「ブラックリスト入り」の状態とは、どんな状態なのかということや、そのことがローン審査にどんな影響を与えるのかについて解説します。

目次

ブラックリスト入りとはどんな状態?

ローンの返済が継続して遅れている場合や自己破産などがあった場合、その情報は「事故情報」として「信用情報機関」に保存されます。そのような状態がいわゆる「ブラック入り」している状態になります。

実際のところ、カードローン会社やクレジットカード会社は「ブラックリスト」という言葉は使わず、「事故情報」と呼んでいる事が一般的です。

信用情報機関とは?

信用情報機関は、銀行や消費者金融とは独立した会社となっており、加盟する会員(会社)から登録される信用情報を管理している機関です。

信用情報とは、「個人を特定する情報や契約内容、返済に関する情報など
のさまざまな情報の事で、ローン審査の際、金融機関はこの情報をもとに審査を行います。

国内には3つの信用情報機関があり事故情報を共有している

全国銀行個人信用情報センター(KSC) 銀行が加盟
株式会社日本信用情報機構(JICC) 主に消費者金融、信販などが加盟
株式会社シー・アイ・シー(CIC) 主にクレジットカード会社などが加盟

日本の信用情報機関

日本国内には上記3つの信用情報機関があります。そして、この3つの信用情報機関では、事故情報などの共有が行われています。そのため、1つの金融機関でブラックリスト入りしてしまうと、ほとんどの金融機関を利用することが難しくなります

例えば、クレジットカードが原因で事故情報が残ってしまった場合、銀行の住宅ローンなどを利用することができなくなってしまいます。

信用情報機関にはどんな情報があるのか?また情報開示についても解説

事故情報(ブラックリスト入り)があるとローン審査がかなり厳しくなる

なんらかのアクシデントがあり、信用情報機関に事故情報が保存されてしまった場合、新規でローンを組む事はかなり厳しいと言われています。その理由は、信用情報機関同士では「事故情報の共有」が行われているためです。

審査では、事故情報があると「返済能力がない」とみなされる

銀行やカードローン会社などの審査を受ける際、信用情報機関に事故情報が残っている人は、それだけで「返済能力が無い」と判断されます

例えば、年収が3,000万円の人物がいたとします。普通であれば充分な返済能力があり、ローン審査に通る確率は高いでしょう。ですが、この人の信用情報に事故情報があった場合には、ほとんどの金融機関で、ローン審査に通る確率は限りなく低くなります。そのくらい、事故情報は「ネガティブな情報」になります。

『事故情報の内容』によって審査へ影響する期間が違う

事故情報

ひとことに「事故情報がある(ブラックリスト入り)」とは言っても、その状態には様々あります。そして、事故情報ごとに保存期間が違うため、内容によってはローン審査に影響を与える期間も違ってきます。

債務整理があった場合

債務整理とは文字どおり、債務の整理をするということです。
債務整理には種類があり、以下の4つに分類されます。

・「任意整理」
・「特定調停」
・「民事再生(個人再生)」
・「自己破産」

債務整理があった場合、もちろん「事故情報」として扱われますが、その種類によっても信用情報機関に保存される期間が変わります。

債務整理を行った場合の事故情報保存期間

自己破産 ・民事再生 任意整理・特定調停

全国銀行個人信用情報センター
(KSC)

10年

5年

株式会社日本信用情報機構 (JICC)

5年

5年

CIC「シー・アイ・シー」(CIC)

5年

5年

長期延滞をした場合

一般的に、延滞が3ヶ月以上続く場合には、長期延滞のため事故情報として登録されると言われています。延滞が原因でブラックリスト入りしてしまった場合、延滞が解消(つまり、延滞分をすべて返済した場合)してから初めて、事故情報の保存期間のカウントダウンが開始されます。そのため、延滞が続く限りはずっと、新規ローンを組むことは厳しくなるでしょう。

延滞が原因の事故情報の保存期間

全国銀行個人信用情報センター
(KSC)
延滞解消をした時点から5年
株式会社日本信用情報機構 (JICC) 延滞解消をした時点から1年
CIC「シー・アイ・シー」(CIC) 延滞解消をした時点から5年

長期延滞でなくても、延滞による審査への影響は大きいので注意

事故情報扱いにならないような返済遅れであっても、1回でも延滞をすれば、信用情報機関には「延滞をした」という情報が残ります。そのため、返済遅れが何回も続くような方の場合、新規ローンを組む際には審査にマイナスの影響を与える可能性があります。

すでにブラックリスト入りしている人はどうすれば?

ブラックリスト入りしている人

すでに事故情報が保存されてしまっている場合、ほとんどのローン審査に通らないと考えた方がいいでしょう。

中小の消費者金融などで借りれたという事例はある

絶対にローン審査に通ることができないのかというと、そういうわけではありません。
銀行や大手消費者金融などはゼロに近いでしょうが、中小消費者金融なら事故情報が残っている場合でも借り入れができたという話もあります。

事故情報が削除されるのを待つ

前述でも解説したように、事故情報にはそれぞれ保存期間があり、その期間を過ぎるとその情報は削除されます。そのため事故情報が削除された後は、まっさらな状態で審査を受ける事ができます

ヤミ金からは借りない

ヤミ金は、10日で1割というような借りたら返せなくなるほどの金利で貸し付けます。
10日で1割と言うと、年間で300%以上になります。つまり、100万円借りて1年後に返すとすると合計400万円を返さなければいけないのです。ヤミ金に手を出そうなどと安易に考えてしまうと痛い目にあってしまいます。

ヤミ金を見分ける際の特徴

まず、ヤミ金を見分ける際にいちばん分かりやすいのは、看板広告などに「090」や「070」といった携帯電話だと分かる番号から始まる場合にはヤミ金と考えてよいでしょう。なぜなら、貸金業者が広告を出す際には、その広告に固定電話番号を表記することが法律で義務付けられているからです。

また、電柱に貼られたポスターや新聞広告の場合でもヤミ金の可能性が高いです。ヤミ金に引っかからないためには細心の注意を払う必要がありますが、ニセの固定電話番号など、嘘で塗り固めているヤミ金もたくさんあるため少しでも怪しいと思ったら利用してはいけません。

審査に通りにくくなると言われる意外な原因

事故情報というわけではありませんが、審査に通りにくくなる原因として挙げられている事例を紹介します。

ブラックの反対!ホワイトな信用情報は警戒される

ホワイトな信用情報

事故情報が削除された場合や、長年クレジットカードやローンを利用していない場合には、信用情報が無い「ホワイト」と言われる状態になります。

金融機関で審査を受ける際、なにも情報が残っていないと過去に何か問題があった情報の保存期間が終わり、事故情報が削除された。と金融機関に受け取られやすくなるため、審査が通常よりも厳しくなると言われています。

ホワイト状態を抜けるには?

ホワイトな状態は、借り入れ・返済を行い、信用情報を作ることで抜けることができます。
「このまま審査に通らなかったらずっと借り入れできないのでは?」と思う方もいるでしょう。それは間違っていません。ですが、銀行ローンや消費者金融のように、健全な状態でも審査に落ちてしまうようなところを無理に選ぶ必要はありません。

信用情報は、携帯電話やスマートフォンを購入の際に利用できる割賦(分割払い)購入を使うことで作ることができるのです。割賦購入は、銀行ローンや消費者金融のように審査が厳しいということはほとんどないため、クレジットヒストリーを作るにはベストな選択になります。

申し込み過ぎ注意!『申し込みブラック』

申込みブラック

短期間のうちに複数のカードローンなどの申し込みを行うと、「申し込みブラック」になると言われています。

申し込みブラックは、短期間に申し込みが多いとカードローン会社などに警戒されてしまいやすいため、審査に通りにくくなるというものです。

申し込みブラックにならないためには?

申し込みブラックにならないための対策としては、むやみに申し込みを行わないことです。その理由は、むやみに申し込みを行っていると以下のようになる可能性があるためです。

Aさんの例

結果 Aさんはカードローンの申し込みを行いましたが、審査に落ちてしまいました。

本人いわく、年収や信用情報などには問題ないようですが、思い当たる節として必要書類に不備があったくらいということでした。

Aさんは審査に落ちてしまった後、すぐに別のカードローン会社に申し込みをしたのですがそこでも審査に落ちてしまいました。
そして、また別のカードローンにも申し込みをしましたが結果は同じでした。
考えられる原因 Aさんが最初に審査に落ちた原因は必要書類の不備だと考えられますが、2社目、3社目に落ちた原因としては短期間に複数申し込みをした事により、カードローン会社に怪しまれてしまい、審査に通らなかったのだと考えられます。

Aさんのような事例は少なくないため、もし1社目のカードローン審査に落ちたとしても、すぐに別のカードローン会社に申し込むようなことは避けて、まず落ちた原因を考えましょう。
そして、一定期間空けたあとに申し込みをするのが得策です。

そうでないと、Aさんのように負のスパイラルにおちいってしまい、最大6ヶ月の期間をあける必要が出てきます。

まとめ

・ブラックリスト入りの状態とは、事故情報が信用情報機関に保存されている状態
・日本国内には3つの信用情報機関があり、3つの機関では事故情報を共有している
・ブラックリスト入りの状態だと、新規ローンを組むのはかなり厳しい
・事故情報の内容によって、それぞれ保存される期間が違う
・「ホワイト」や「申し込みブラック」と呼ばれる状態になると審査が厳しくなる可能性がある

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