仮審査と本審査の違いとは?その内容についても解説

2016年10月27日

ローン審査は仮審査と本審査の2回にわけて実施されることが多く、そのたびに「仮審査と本審査の違いってなに?」と思うことがよくあるでしょう。この記事では、仮審査と本審査が何のために行われるのかということや、審査内容の違いなどについて解説していきます。

目次

仮審査と本審査について

仮審査とは?

2回ある審査の内の、1回目の審査が仮審査になります。仮審査では、申し込み者の自己申告による情報で融資が可能かどうかを判断します。最近では、仮審査を行うのはほとんど機械だとも言われています。そのため、審査にかかる日数も短くなりスピーディーに審査結果を知ることが可能になっています。

本審査とは?

仮審査に通った場合に行われる2回目の審査が本審査になります。本審査は機械ではなく人間によって行われ、機械では判断できない部分や仮審査で登録された情報に間違いがないかどうかを入念にチェックされます。そのため、人の手によって細かく調べられる本審査は、仮審査と比べると結果が出るまでに時間がかかります。

仮審査と本審査は何のためにあるのか?

ローン審査が仮審査と本審査の2回に分けて実施されるのは、審査をスムーズに進めるためだと言われています。本審査は人間によって審査を行うためどうしても時間がかかってしまいます。
そのため、機械的な仮審査を一度はさむ事によって、申し込み者をある程度ふるいにかけ、そのあとに人間による本審査をすることで審査を円滑に進めています。
もし、審査が本審査の1回のみだった場合、結果待ちに1ヶ月なんてこともありえるかもしれません。

カードローンの仮審査と本審査

申し込み方法

カードローンの申し込みは店頭またインターネットから可能です。大手消費者金融では店頭申し込みの場合でも人と対面することなく申し込みができるため、緊張しやすい人でも申し込みが行いやすくなっています。
また、インターネットからの申し込みでは、申し込みから借り入れまですべてネットで完結できるカードローン会社もあります。

カードローンの仮審査内容

気になる仮審査の内容ですが、カードローンをインターネットで申し込みをする場合には、仮審査の時点で書類などを提出することはほとんどありません。そのため、仮審査に必要な本人情報の登録のみで審査が受けられます。

審査に必要な本人情報

仮審査に必要な申し込み者情報は下記のような情報のみとなり、本人確認のための書類などはほとんどのカードローン会社で不要となっています。

本人情報 勤務情報 自宅情報

・氏名

・生年月日

・性別

・メールアドレス

・ローン返済額

・職業

・勤務形態

・勤続年数

・年収

・保険証の種類

・住所

・電話番号

・家族構成

・居住形態

・居住年数

本人情報は属性と呼ばれ点数化される

申し込みの際に登録する本人情報は属性とも呼ばれており、項目ごとに点数化されます。そして、点数化された総合点でその申し込み者の返済能力を判断します。そのため、属性の総合点が低いとカードローン会社に返済能力が低いとみなされ、限度額を低く設定されるか、最悪の場合、仮審査に落ちてしまうといったことになります。

属性の見方

カードローン審査で主に見られる属性は以下のようになります。

年齢 若ければ若いほど良い。
年収 高ければ高いほど良いが、一定の年収があれば審査には問題なし。
職業 公務員・大企業>中小企業>自営業>アルバイト・パート
雇用形態 正社員>契約社員>派遣社員>個人事業主>アルバイト・パート
勤続年数 長ければ長いほど良い。
居住形態 自己名義の持ち家>家族名義の持ち家>社宅>賃貸>公営住宅
居住年数 長ければ長いほど良い。
家族構成 実家暮らし独身>既婚・子なし>既婚・子あり>一人暮らし独身

属性以外にも信用情報が見られる

信用情報とは、申し込み者のクレジットカードやローンなどの利用履歴のことを言い、その情報は信用情報機関と呼ばれる第三者機関に保存されています。
カードローン会社は、信用情報機関に保存されている申し込み者の信用情報を照会することで以下の情報を知ることができます。

本人を特定する情報 以前登録した氏名、生年月日、勤務先などの本人を特定するための情報が保存されています。
契約内容 契約しているローンの種類、契約日、契約金額などの情報が保存されています。
借り入れ・返済情報 借り入れ金額、借り入れ残高、延滞情報などが保存されています。延滞が続くとその旨が記載され、延滞解消後も暫くの間は記録として残り続けます。
債務整理などの情報 債権回収、債務整理、強制解約などのいわゆる事故情報が保存されています。自己破産を行うと最大10年間は保存されます。
申し込み情報 他のローンなどの申し込み履歴が保存されています。

保存されている信用情報の内容を見ると分かると思われますが、属性のように本人を特定する情報も保存されています。これは、以前に利用したローンの登録情報が残っているためです。
そのため、申し込み時に登録した情報と相違があった場合には、そのことに関して質問されることもあります。また、信用情報に個人を特定する情報がすでに残っているため、虚偽の申告を行った場合はすぐにバレてしまいます。

カードローンでは信用情報が最重要

無担保ローンであるカードローンは信用情報が最も重要視されます。その理由は、申し込み者の過去から現在までの借り入れや返済情報を見ることで、申し込み者の返済に対する態度を判断するためです。そのため、過去に債務整理や延滞などの事故情報が残っていたり、事故情報ではないが数日遅れの返済を繰り返していると審査がかなり厳しくなります
属性で返済能力があると判断されても信用情報で引っかかることはよくあるため、普段のローン返済には注意しましょう。

カードローンの本審査内容

仮審査に通るといよいよ本審査になります。本審査に入る前には必要書類の提出を求められます。
本審査では、仮審査の内容の再チェックや在籍確認などが行われます。

本審査に必要な書類

仮審査では本人情報の登録だけということが多いですが、本審査の時には必ず本人確認書類の提出が必要になります。また、借り入れ限度額が高くなる場合や個人事業主の場合には、収入証明書の提出を求められますが、その提出も本審査時に提出を行います。

本審査に必要な書類一覧

本人確認書類 ・運転免許証
・各種健康保険証
・パスポート
・在留カード
・特別永住者証明書
(いずれか一つのコピー)
収入証明書類 ・源泉徴収書
・確定申告書
・所得証明書
・納税証明書
・住民税決定通知書
・給与明細書(最新3か月以内の2か月分)
(いずれか一つのコピー、個人事業主の場合は別で確定申告書の提出を求められることもあり合計2枚になる場合もあります)

※各カードローン会社で求められる書類が異なる場合があります

本審査は人間によって行われる

本審査では機械ではなく人間による審査が行われます。そのため、人間にしかできないような本人確認や在籍確認などの作業は本審査の時に実施されることがほとんどです。
仮審査の内容に不備がないかという細かいチェックも同時に行われるため、審査時間が仮審査よりも長くなるのが本審査です。

本審査で落ちることもある

仮審査に通ったとしても本審査で落ちることはよくあります。その原因は、仮審査時の申し込み内容と本審査時に細かく調べた際の内容に相違があった場合などです
申し込み内容との相違とは主に虚偽申告などがあった場合に起きるもので、勤務先が違ったり、年収が実際よりも少なかったりということが挙げられます。そのため、申し込み時に間違った申告をしてしまうと不本意だとしても虚偽申告とみなされ審査には落ちてしまう可能性があります。

ですが、本審査に落ちる時というのは、仮審査時の情報と相違があった場合がほとんどのため、間違った申告さえしていなければ本審査時にドキドキする必要はありません。

審査中は申し込み情報の変化に注意

仮審査は早くて即日中に審査結果がでますが、本審査の場合は、会社によっては約1週間ほど審査に時間がかかることもあります。そのため、審査期間中に引っ越しで住所の変更があったり、転職により勤務先が変わったりすると申し込み情報に相違が出てしまい、そのことが原因で審査に落ちてしまうこともあるので注意が必要です。

カードローンの仮審査と本審査の違い

ここまで解説した内容でのカードローンの仮審査と本審査の違いとしては、以下のことが挙げられます。

審査スピード

仮審査の場合、機械による審査が主で、登録された情報を入力するだけでほぼ仮審査の結果がでるため、最短で30分と言うカードローンもあるほどです。
ですが本審査の場合、本人確認書類の送付や在籍確認などがあるため、審査結果が出るまでにどうしても時間がかかってしまいます。

仮審査は返済能力・本審査は事実確認

仮審査では属性や信用情報などをもとに、申し込み者の返済能力などを重点的に調べるのに対して、本審査では在籍確認などを行い、その事実確認に重きを置きます。

審査に申し込む際の注意

仮審査でも複数申し込みは厳禁

仮審査という言葉はお試しのような響きに聞こえますが実際そうではなく、仮審査であっても重要度は本審査と変わりません。そのため仮審査だからといって、いくつものカードローンに申し込みをしてしまうと、カードローン会社からの印象が悪くなり「申し込みブラック」と呼ばれる状態にもなりかねません。

申し込みブラックとは?

申し込みブラックとは、短期間で複数のカードローンに申し込みをすると、カードローン会社に与える印象が悪くなるため審査が厳しくなることを言います。印象が悪くなる理由は、複数申し込みをすることによって、カードローン会社に「余裕がない」と判断されやすくなるためです。
カードローン会社は、余裕がない人に貸し出しを行うと貸し倒れのリスクも高まると考えるため、複数申し込みは敬遠されます。
申し込みを行った情報は6ヶ月で消えると言われているため、申し込みブラックを回避したい場合には、前回の申し込みよりも少し期間を開けて申し込む必要があります。

必要書類の不備に注意

本審査で提出を求められる必要書類ですが、この書類に記載されている情報と登録情報に相違があると必要書類の不備になり、希望借り入れ額の減額または審査落ちになってしまう可能性があります
必要書類の不備とはどういう事と言うと、本人確認書類に記載されている住所と仮審査の時点で登録されている住所が違っている場合などです。また、仮審査時に申告した年収と収入証明書の数字が異なる場合なども当てはまります。

信用情報がない場合には審査が厳しくなる

クレジットカードや各種ローン、携帯電話の割賦購入を全く利用したことがない方などの場合、信用情報が全く無い方もまれにいらっしゃいます。カードローンでは信用情報が最も重要視されているため、信用情報が無い場合には審査に落ちる可能性が高いと言われています。

信用情報を作る方法

一般的に、信用情報が全くない状態はスーパーホワイトとも言われています。この状態はブラックとは違い一定のステップを経ることで、カードローンの借り入れが可能になります。
その方法ですが、比較的審査の通りやすいクレジットカードなどに申し込みをして、そのカードの利用と返済を繰り返すことで信用情報は作られます。また、携帯電話やスマートフォンの割賦購入でも信用情報を作ることはできるため、信用情報が全くない人にはおすすめです。

まとめ

仮審査

・仮審査は機械による審査がほとんどで審査結果が出るのも早い
・仮審査では申し込み者の返済能力を重点的に調べる

本審査

・本審査は人間による審査になるため審査に時間がかかる
・本審査では申し込み情報の事実確認が主になる

注意点

・仮審査だからといって複数申し込みはしない
・短期間に複数申し込みをすると申し込みブラックになる
・必要書類を提出する前に申し込み時の情報と相違点がないか注意する
・信用情報が全く無い場合には審査には通らない可能性がある

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