ローン審査の通過確率を上げる方法ってあるの?

2016年10月28日

ローンの借り入れを行う際に審査は避けては通れません。そのため審査に通るか不安な人も多いでしょう。ですが、大まかな審査内容は大体の金融機関で共通しているため、入試試験のように対策することで通過確率を上げることは可能です。この記事では、審査の通過確率を上げるための方法を解説していきます。

目次

カードローンの審査通過確率を上げる方法

通常、ローンというのは借り入れ資金の使途が限られている場合がほとんどです。そのため教育ローンなら入学金や学費・教科書代などに限定、カーローンなら車の購入代金などに限定といったように借り入れ資金の使途が決まっています。
ですが、カードローンの場合はそのほとんどが、『借り入れ資金の使途は自由(事業資金を除く) 』となっています。そのためカードローン審査の通過確率を上げる方法はいろいろとあります。

今すぐにできること

借り入れ希望額を下げる

カードローンの使途が自由ということもあり、カードローンは借入可能限度額が最低10万円~最高1,000万円と幅広く設定されています。また、「10万円未満は18%」「300万円以上400万円未満は7.5%」というふうに、利用限度額が高いほど適用される金利は低くなります。
そのため、明確な使途が決まっていない場合でも「多めに借り入れできるようにしておこう」、「金利が低くなるなら利用限度額を高くしよう」という思惑が働きやすくなります。

ですが、借り入れ希望額が10万円の場合と800万円の場合では、当然審査の厳しさは変わってきます。
そのため、借り入れ希望額を少しでも引き下げることによって審査を通過できる確率は上がります
カードローンの初回借入可能限度額は、50万円~100万円に設定されることも多いようなので、この金額が一つの目安になるかと思われます。

カードローンの借り入れ件数を減らす

現在契約しているカードローンがあるが、利用はしていないという場合であれば、解約することによって審査の通過確率が上がります

カードローンは一度契約すると契約者の申し入れによって解約を行わない限り、自動更新によって契約が続くことがほとんどです。そのため、現在持っているカードローンの限度額が高い場合に、新規カードローン申し込みを行うと総量規制に引っかかることも考えられるため、利用していなければ解約を行なったほうが良いでしょう。
また、総量規制の対象外であっても、カードローンの借り入れ件数があまりに多いとそれだけで審査のマイナス要因になるため、その件数を減らすことで審査通過率は上がりやすくなります。

※総量規制は貸金業法に定められた制度で、申し込み者の年収の3分の1を超える借り入れを禁止する法律です。

消費者金融カードローンを選ぶ

カードローンは大きく分けると消費者金融系カードローンと銀行カードローンがあります。
また、消費者金融系カードローンと銀行カードローンで金利を比べると、基本的には消費者金融系カードローンのほうが金利は高くなっています。

消費者金融カードローンの金利が高い理由として考えられるのは、銀行カードローンに比べ、事業者側にとっての貸し出しリスクが高いからということが考えられます。つまり、貸し出しリスクが高いということは幅広い人に貸し出しを行っているということになります。

気をつけること・審査通過率を下げる要因

複数申し込みはしない

カードローンの審査に落ちる原因として、短期間に複数のカードローン会社に申し込むことによって審査に通りにくくなるということがあります。

理由としては、カードローンに申し込みをするとその情報は信用情報に記録されます。信用情報はカードローン審査の時には必ず照会されるため、短期間に複数の申し込みがあるとカードローン会社に与える印象が悪くなりやすいためです。
申し込みの履歴は6ヶ月で削除されると言われているため、一度審査に落ちてしまった場合にはその期間が過ぎるのを待って再チャレンジしてみましょう。

属性に気をつける

属性は、年収や勤続年数・住居形態などの情報をスコアリング(点数化)したものです。カードローン審査で主に見られる項目は下記になります。

※不等号記号順にスコアが高い

年齢 若ければ若いほど良い。
年収 高ければ高いほど良いが、一定の年収があれば審査には問題なし。
職業 公務員・大企業>中小企業>自営業>アルバイト・パート
雇用形態 正社員>契約社員>派遣社員>個人事業主>アルバイト・パート
勤続年数 長ければ長いほど良い。
居住形態 自己名義の持ち家>家族名義の持ち家>社宅>賃貸>公営住宅
居住年数 長ければ長いほど良い。
家族構成 実家暮らし独身>既婚・子なし>既婚・子あり>一人暮らし独身

審査で属性を見る場合は総合点でみるため、項目の一つが大きく減点になっても審査に落ちるといったことは起こりにくいです。ですが、逆に考えるとこの項目の1つの点数がとても高い場合でも、その他の項目が悪ければ、審査に落ちてしまう可能性も出てくるということです。
そのため、上記項目に注意して改善できることは改善すると審査通過確率も上がってきます

クレジット履歴に傷を付けない

クレジット履歴はクレジットヒストリーとも呼ばれており、クレジットカードの利用履歴やローン
などの借り入れ・返済履歴などのことを言います。クレジットヒストリーに傷がついた状態というのは、返済の延滞や債務整理などの事故情報が信用情報機関に保存されている状態になります。

一度クレジットヒストリーに傷がついてしまうと、最長で10年間はほとんどの審査に落ちてしまうため、ここまで解説してきたことを行っても意味をなさなくなるので注意が必要です。
クレジットヒストリーに傷がつく原因として特に多いのが、携帯電話料金の延滞によるクレジットヒストリーの影響です。携帯電話は一般的に割賦で購入をしている場合が多く、この割賦購入代金の返済が遅れることによってクレジットヒストリーに傷がついてしまうことが多くあります。

住宅ローンの審査通過確率を上げる方法

ローンの中でもひときわ借り入れる額が大きい住宅ローンは、その額の大きさに伴って審査基準も高くなります。そんな住宅ローンでも審査の通過確率を上げることは可能です。

不要なキャッシング枠は無くす

住宅ローン申し込みの際は、不要なキャッシング枠は無くしていたほうが良いと言われています。
その理由は、キャッシングやカードローンなどの利用枠は、その借り入れ可能な枠がそのまま借金として見られてしまうからです。つまり、借り入れを行っていない場合でも借金をする可能性があるとみなされるということになります。
そのため不要なカードローンやクレジットカードのキャッシング枠は、減らすか無くすことで審査通過確率は上がりやすくなると言えます。

返済負担率を下げることも重要

返済負担率とは借金の毎年の返済額が、年収に対してどれほどの割合かを示すものです。
この返済負担率が30%くらいの状態が、無理のない返済が可能な割合とされており、銀行などの金融機関もこの返済負担率が大きくなり過ぎないように借入可能上限額を設定します。
カードローンやその他ローンの返済額が大きいと返済負担率も高くなるため、借り入れ希望額に届かなかったり、審査に落ちてしまったりということにつながります。

・返済負担率の求め方
例えば、Aさんは年収500万円で現在、毎月6万円のローン返済を行っています。
その場合、返済負担率は 6万円×12ヶ月÷500万円×100=14.4 となり、Aさんの現在の返済負担率は14.4%になります。

健康を保つこと

住宅ローンは、借り入れ額が大きいため返済期間も長くなります。返済期間が長くなると病気や死亡などによる貸し倒れリスクも高くなるため、申し込み時点で健康に問題があると審査に落ちる可能性が高くなります
健康といわれる状態は、生命保険などに入れるぐらいの健康状態が必要と言われています。

頭金を用意する

頭金を用意するということは、借り入れ額が小さくなり貸し倒れリスクも少なくなるため、結果として審査に良い影響を与えます。また、借り入れ総額が少なくなると払う利息が少なく済むため、大変おすすめの方法です。

借り入れ期間を短くする

借り入れ期間が長いと、金融機関としては借り手に起きる病気などの様々なリスクが発生するため、貸し倒れリスクが上がってしまいます。逆に、借り入れ期間が短い場合には、貸し倒れリスクは下がります。そのため、毎月の負担は大きくなりますが、借り入れ期間を短くすると審査に与える影響は良くなります。

審査前の面談でも変わる

カードローンの場合には、面談が無くても借り入れが可能なことも多いですが、住宅ローンには面談が必ずあり、面談も審査の一環と言われています。
面談は仮審査を経て、本審査前に行われます。そのため、待ち合わせ時間に遅れたり、態度が悪かったりすると本審査に影響がでることも考えられます。
たまに「面談は審査に関係ない」という話もありますが、元銀行員の話では態度なども見ているということもあるため、審査の通過確率を上げるという点では、面談も審査の一部という気持ちで臨んだ方が良いでしょう。

審査の通過確率がほぼゼロに近い事例

審査の通過確率を上げることができるということは、解説してきたことと逆のことをしてしまうと通過確率を下げてしまうことにもなります。
また、以下のような場合には審査の通過確率がほぼゼロに近くなるため注意が必要です。

虚偽申告がある

ローンの申し込みの際、虚偽申告などがありそれが発覚してしまうと審査自体してもらえなくなる可能性があります。
ローン会社は審査の際、申告内容に偽りがないか徹底的に調べますので虚偽申告は必ずバレてしまいます。また、虚偽申告は不本意であった場合でも認められないことがあります。そのため、審査書類の不備には気をつけましょう。

すでにブラックリストに入っている

ブラックリストに入っている状態と言うのは、信用情報機関に事故情報が残っている状態になります。そのため、事故情報が保存されている間はほとんどの審査に落ちてしまいます
事故情報には保存期間があり、自己破産の場合が最大10年、任意整理などが5年、延滞情報が完済から1年となっています。

スーパーホワイト

スーパーホワイトは、今まで一度もクレジットを利用したことがない = 信用情報が一切ないことを言います。スーパーホワイトの場合、クレジット利用が全く無いためローン会社にとっては貸し出し可否の判断基準がなくなってしまいます。そのため、スーパーホワイトのままだと年齢を重ねるごとに審査通過確率は下がってきます。

そもそも総量規制に引っかかっている

消費者金融などの貸し出しは、総量規制によって年収の3分の1までとなっています。そのため、すでに年収の3分の1を消費者金融で借りている場合には、消費者金融に申し込んでも必ず審査落ちします。

無職である

無職の場合、ほとんどの審査に落ちます。それはローンの申し込み条件に必ずある「安定した収入のある方」という文脈から分かるように、収入が無いことには申し込みすらできなくなっているためです。ですが、無職でも専業主婦の場合は、旦那さんの収入があれば申し込みが可能なローンもあります。

まとめ

審査の通過確率を上げるには?

■カードローン
・借り入れ希望額を下げる
・他社カードローンの借り入れ件数を減らす
・消費者金融カードローンを選ぶ
・複数申し込みをしない
・改善できる属性は改善する
・クレジットヒストリーに傷を付けないように気をつける

■住宅ローン
・不要なキャッシングやカードローン利用枠を無くす
・完済できるものは完済し、返済負担率を下げる
・健康に気をつける
・頭金を準備する
・借り入れ期間を短くする

■審査通過確率がほぼゼロになる事例
・虚偽申告がある場合
・すでにブラックリストに入っている
・クレジットヒストリーが全くない状態の「スーパーホワイト」である
・総量規制に引っかかっている
・無職である

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