自動車ローンの基礎知識からローンの種類、金利、頭金についてご紹介

2016年10月7日
自動車ローンの基礎知識からローンの種類、金利、頭金についてご紹介

自動車の購入というのは大きな買い物です。そのため、なかなか一括で支払いというわけにはいきません。そこで活躍するのが「自動車ローン」です。 自動車ローンとはその名の通り、自動車購入にかかる費用を月々のローン返済で支払うシステムとなっているローンのことを指します。使い道が自由なカードローンなどと違って、自動車購入費用に限定される「目的別ローン」のひとつです。 では、自動車ローンの基礎知識から、借り入れの条件、金利の仕組みなど、詳しくみていきましょう。

目次

自動車ローンの基礎知識

自動車ローンは、取り扱う業者によって「カーローン」や「オートローン」といった呼ばれ方もします。元々は、1920年代のアメリカで、大手自動車メーカーであるゼネラルモーターズやクライスラーが、富裕層以外も自動車が購入できるように導入したシステムです。日本では、日産自動車の前身であるプリンス自動車が1960年代に導入しました。自動車ローンは、以前は自動車販売会社を通じて申し込む、いわゆる「ディーラー系自動車ローン」が主流でしたが、現在では銀行や信用金庫、信販会社などの個人向け自動車ローンを利用するケースも増えてきています。

銀行など金融機関が扱うローン商品にはほかにも、資金使途が自由なカードローンなどに代表される「フリーローン」がありますが、自動車ローンは資金使途が自動車購入費用に限定される「目的別ローン」に含まれます。目的別ローンは、フリーローンに比べると金利が低いことが特徴です。しかし、その分審査が厳しかったり、手続きが複雑だったりする場合が多くなります。

ディーラー系自動車ローンと金融機関系自動車ローン

では次に、自動車販売会社を通じて申し込む「ディーラー系自動車ローン」と、銀行をはじめとした「金融機関系自動車ローン」の違いをみていきましょう。

【1】ディーラー系自動車ローンの特徴
自動車本体を大きく値引きしてもらえることがある
・メンテナンスや車検など、アフターサービスが受けられることが多い
購入に合わせてローンまで組んでしまえるので、手続きが面倒でない。また、審査も金融機関系自動車ローンに比べると厳しくない場合が多い
金利は高めである

【2】金融機関系自動車ローンの特徴
ディーラー系自動車ローンに比べ金利が低い
・その金融機関で給与振込や公共料金の引き落としなどの取引を行っている場合、金利がさらに優遇される場合がある
・別途保証料などがかかることがある。また、手続きや審査に時間がかかる場合がある

単純に金利面だけなら「金融機関系自動車ローン」の方が得なことが多いですが、手続き面やオプションサービスまで含めて考えるなら、「ディーラー系自動車ローン」の方が総合的なメリットは多いと言えるでしょう。

ただし、どちらにも一長一短があるため、自分が自動車購入の際に何を重視するか、またそれぞれの最終的な支払総額がどれくらいになるか、などを考えて判断しましょう。
ローンの支払総額については、ほとんどの業者においてインターネットで見積もることができます。そういったサービスも利用して検討しましょう。

自動車ローンの借り入れ条件は?

続いて、自動車ローンの借り入れ条件についてみてみましょう。一般的には、

・年齢20歳以上で、完済時に70歳以下であること
・十分な支払い能力が認められること
カードローンなどをはじめとしたほかの無担保債務と、自動車ローンを合わせた額が年収の半分以下であること
・また、その合計年間返済額が年収の4割以下であること

などが挙げられます。
こうした基本的内容は「ディーラー系自動車ローン」でも「金融機関系自動車ローン」でも変わりませんが、細かい部分は業者やプランによって多少変わってきます。その都度、しっかりと確認しておくことが大切です。

金利と頭金について知ろう

自動車ローンの金利タイプは、「固定金利型」と「変動金利型」の2つに大きく分けられます。

【1】固定金利型
・初めに決めた利率が変化しないため、返済計画が立てやすい
・利率は高めに設定されていることが多い

【2】変動金利型
・一定期間ごとに利率を見直すため、将来的に利率が上昇するリスクがある
・利率の見直しは金融機関やプランにより、年1回、半年1回、毎月などがある
・スタートの利率自体は、固定金利型に比べ低めであることが多い

こちらも一長一短であるため、しっかりと自身のライフプランと照らし合わせ、しっかり考えて検討しましょう。
そして、自動車ローンの場合、頭金の問題もあります。頭金は必ず支払わなくてはいけないものではありません。頭金なしでローンを組むことも可能です。
しかし、頭金を支払うと当然残りの支払総額が減るため、ローンの返済が楽になります。また、頭金を支払っておくと、ローン審査の際に好評価につながることも多くなります。
一般的には、購入総額の2割から3割を頭金として払うケースが多いようです。ただし、これも個人の自由ですので、自身の経済状況やその後の返済計画を考えて、無理のない範囲の金額にしておくことがおすすめです。端数金額だけ頭金で支払うといったケースも少なくありません。

まとめ

・自動車ローンは「目的別ローン」
・自動車購入費用にしか使えないが、その分金利はフリーローンより低い
・ディーラー系自動車ローンは審査や手続きが比較的簡単で、アフターサービスの面でもメリットがあるが、金利は高め
・金融機関系自動車ローンは、金利は低いが、審査や手続きに時間がかかることが多い
・金利タイプは「固定金利型」と「変動金利型」の2つがある
・頭金なしでも自動車ローンは組めるが、頭金を支払った方がその後の返済は楽になる

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