カードローンの利用限度額は、年収によってどれぐらい変わる?

2016年8月24日
カードローンの利用限度額は、年収によってどれぐらい変わる?

カードローンの利用限度額は、契約者ごとに違いが見られます。これは、個々人によって返済能力や金融機関からの信用性が異なっているためです。カードローンの審査ではさまざまな個人情報が判断材料とされますが、その中で「年収」はどれぐらい重視されているのでしょうか。 今回は、カードローンの利用限度額と年収の関係性についてご紹介します。

目次

年収はカードローンの審査に大きな影響を与えている

カードローンの審査では主に、下記の個人情報によって返済能力や信用性が判断されています。

・年収
・職業
・勤続年数
・現在の借入状況
・これまでの借入履歴

ひとつの情報で判断されるわけではなく、金融機関は上記の全ての個人情報を確認した上で、総合的に利用の可否や利用限度額を決めています
ただし、その中でも年収は返済能力を判断する情報として、重視されやすい傾向にあります。申し込みの段階で、「年収200万円以上」といった条件が定められているケースも見られるため、事前に確認しておきましょう。
一部の金融機関では、年収の条件が設定されていないカードローンも提供されています。しかし、そのようなカードローンに関しても、年収が多いほど審査に通過する可能性や利用限度額が高くなります。

年収は金額ではなく、安定性が重視される傾向にある

カードローンの審査では、年収の金額だけが確認されるわけではありません。金融機関にもよりますが、全体的には金額よりも「安定性」の方が重視される傾向にあります。では、具体例を交えながら、その理由を以下でご説明します。

【A】月給が25万円であり、ボーナス以外の時期は大きく変動しない会社員
【B】1ヶ月の収入が40万円のときもあるが、時期によっては15万円のときもある自営業者

上記のAとBが同程度の年収であったとしても、多くの金融機関は「Aの方が返済能力が高い」と判断すると思われます。Bの人物は、収入が多い月には問題なく返済できますが、収入が少ない時期が続くと、返済できないリスクが高いためです。仮に、Bの年収がAより少し多かったとしても、Aの返済能力を評価する金融機関は少なくないでしょう。
カードローンを提供している金融機関は、何よりも「滞納・不払い」のリスクを懸念しています。そのため、もちろん年収の金額も重要なポイントではありますが、毎月の収入が安定していなければ、高い利用限度額を望むことは難しいでしょう。

貸金業者では年収の3分の1までが融資の限界

消費者金融をはじめとする、貸金業者のカードローンを利用する場合には、「年収の3分の1」が利用限度額となります。これは、貸金業法の総量規制により定められているため、年収以外の条件がどんなに良くても、年収の3分の1を超えた金額を借りることはできません。
また、総量規制では「借入総額(他行・他社含む)」で利用限度額が計算されるため、複数の金融機関から融資を受けている方は、事前に借入総額をしっかりと確認しておく必要があります。では、以下で具体例を交えつつ、総量規制について分かりやすくご説明しましょう。

【1】年収300万円の会社員。これまで借入履歴なし。
【2】年収300万円の会社員。A社から50万円、B社から10万円の融資を受けている。

貸金業者のカードローンを利用する場合、【1】の人物は年収の3分の1にあたる、「100万円」が利用限度額となります。それに対して、【2】の人物はすでに「50+10=60万円」の融資を受けているため、利用限度額は「100-60=40万円」です。
このように、貸金業者では契約者の年収と借入状況によって、利用限度額が変わってきます。なお、年収以外の部分で信用を落とすと、年収が300万円であっても利用限度額は100万円未満に設定されてしまうため、注意しておきましょう。
銀行のカードローンに関しては、上記の総量規制の対象ではありません。そのため、年収の3分の1以上の金額を借りることも可能ですが、貸金業者と同じく「年収の3分の1」を基準として、利用限度額を設定している銀行も少なくありません。また、基本的にカードローンでは、年収とは関係なく「10万円〜500万円」のように利用限度額が設定されているため、事前の確認が重要です。

年収が多くても職業・身分によっては利用限度額が上がらない

前述で触れた自営業のように、収入が安定しない職業・身分の場合には、年収が高くても利用限度額が低く設定されることがあります。自営業以外にも、以下のケースでは年収の安定性が評価されにくい傾向にあります。

・アルバイトやパート
・配偶者に収入のある主婦
・学生

また、「主婦は30万円まで」「学生は10万円まで」といったように、身分ごとに利用限度額が設定されているケースも多く見られます。
このように、自分の年収だけに着目してカードローンを選ぶと、利用限度額が希望金額に達しない可能性があります。そのため、年収以外の個人情報を1度整理し、各カードローンの特徴をしっかりと把握した上で、選ぶことが大切になるでしょう。

まとめ

・年収は金額だけでなく、安定性も重視される
・貸金業者では、年収の3分の1が利用限度額の上限となる
・銀行は総量規制の対象ではない
・職業や身分ごとに、利用限度額が設定されているケースもある

カードローン金利に関する記事

絞り込み条件で探す