一括返済や繰り上げ返済はどの程度お得になるのか?

2016年11月22日

一括返済や繰り上げ返済はどの程度お得になるのか?

カードローンの借り入れを行う際に「少しでも返済総額を少なくしたい」とお金を借りる人は当然考えると思います。 よく「低金利なカードローンを利用すればお得になる」と聞くと思われますが、一括返済や繰り上げ返済によってもお得に利用できる事はご存じですか? この記事では、一括返済や繰り上げ返済でどの程度お得になるのか。という事について比較を行なっていきます。

目次

カードローンの返済方式について

カードローンの返済方式は、そのほとんどがリボルビング方式となっています。
リボルビング方式とは、指定された返済金額を毎月支払っていく返済方法です。例えば、借り入れ金額が10万円以上50万円未満なら、返済金額は3,000円というように指定されます。その指定された金額を返済すれば、その月の返済義務を果たした事になります。

リボルビング方式のメリット

リボルビング方式のメリットは、借り入れ金額が大きくなっても返済金額は大きくなりにくいという事です。この事は分割返済と比べると分かりやすいと思われます。

例えば分割返済の場合、10万円だった残高が20万円に増えると、毎月の返済金額も2倍に増えます。
ですが、リボルビング方式の場合には、10万円から20万円に残高が増えたとしても、毎月の返済金額が倍になる事はほとんどありません。

リボルビング方式のデメリット

リボルビング方式のデメリットは、完済までの期間が長くなりやすく、利息が多くなりやすいという事です。例えば、10万円を分割払いで12回払いにすると、完済までの期間は1年になります。ですが、リボルビング方式の場合、毎月の返済金額3,000円だとすると10万円を完済するのに2年半以上掛かります。利息は、返済期間が長くなると多く発生するため、同じ10万円を借り入れたとしても返済期間が短いほうが、返済総額は少なく済みます。

カードローンの返済総額を少なくする方法

低金利なカードローンを選ぶ

カードローンの返済総額を少なくする方法としては、当たり前ですが低金利のカードローンでお金を借りる方法があります。低金利という事は発生する利息も自然と少なくなるため、返済期間が同じという条件なら、低金利のカードローンを選ぶと返済総額は少なくなります。

ですが、一般的には低金利のカードローンほど、審査が厳しくなりやすいと言われています。そのため、必要な資金の借り入れを行うのに、低金利にこだわったせいで審査に落ちては本末転倒になります。また、「何度でも申し込めばいい」と思われるかもしれませんが、一定の期間内に何度も申し込みを行うと一般的に「申し込みブラック」と言われる状態になるとされています。

この申し込みブラックになると、余計審査に通りにくくなると言われているため「審査に通るまで申し込む」という行為は避けた方がいいと言われています。

繰り上げ返済を利用する

繰り上げ返済とは、毎月の約定返済額とは別に追加で返済を行う方法です。繰り上げ返済を利用すると、その返済分は元金返済分に充てられます。

例えば、毎月の返済金額が5,000円だったとすると、その返済金額には利息が含まれているため、5,000円すべてが元金の返済に充てられるわけではありあせん。ですが追加で3,000円の繰り上げ返済を行ったとすると、その返済分はすべて元金返済に充てられるため、返済期間も短くなり、返済総額も少なくなります。

繰り上げ返済は、ほとんどのカードローンで行う事ができ、その際の手数料も無料の場合が多くなっています。

一括返済を利用する

一括返済は、借り入れ残高を1回で返済する方法です。一括返済を行うという事は、借金をすべて返済するという事になるため、早い内に一括返済を利用すると返済総額は大分少なくなります。一括返済は、ほとんどのカードローンで行う事ができ、その際の手数料なども無料という場合が多くなっています。そのため、繰り上げ返済と同じように誰でも返済総額を少なくする事が可能です。

低金利の場合と通常金利の場合の比較

一般的に、通常金利のカードローンは、上限金利が18%程度となっている場合がほとんどです。逆に、低金利と呼ばれるカードローンの場合は、上限金利が15%程度が平均的になっています。

ここでは、通常金利のカードローンと低金利のカードローンでは、返済総額がどの程度変わるのかを比較します。

借り入れ額と返済条件

それぞれ50万円の借り入れを行なって、毎月1万円の返済を行なっていきます。

金利18%のカードローンの場合

返済回数 約1ヵ月間の利息 元金返済分 借り入れ残高

1回目

7,397円

2,603円

497,397円

-

-

-

-

50回目

4,655円

5,345円

309,293円

-

-

-

-

91回目

240円

9,760円

6,456円

92回目(最終)

96円

6,456円

0円

金利18%で借り入れた場合、返済総額は「916,552円」になりました。
そのため金利18%の場合、完済までに発生する利息は「416,552円」という事になります。

金利15%のカードローンの場合

返済回数 約1ヵ月間の利息 元金返済分 借り入れ残高

1回目

6,164円

3,836円

496,164円

-

-

-

-

50回目

3,008円

6,992円

237,002円

-

-

-

-

78回目

146円

9,854円

2,018円

79回目(最終)

25円

2,018円

0円

金利15%で借り入れた場合、返済総額は「782,043円」になりました。
そのため金利15%の場合、完済までに発生する利息は「282,043円」という事になります。

つまり、低金利のカードローンを利用すると通常金利のカードローンに比べて「134,509円」もお得に利用できます。(416,552円-282,043円=134,509円)

繰り上げ返済の場合の比較

ここでは、金利が18%の場合に、繰り上げ返済を行う場合と行わない場合では、どの程度の差があるのかを比較します。

約定返済 繰り上げ返済

(約定返済にプラス)

毎月の返済額

10,000円

+2,000円

+4,000円

+10,000円

返済期間

7年8ヵ月

5年6ヵ月

4年4ヵ月

2年8ヵ月

利息総額

416,552円

283,002円

216,471円

128,954円

表のように、通常の返済金額(10,000円)に2,000円を上乗せして毎月返済するだけで、返済期間に2年もの開きが出ました。そのため、利息総額は133,550円も少なくなっています。(416,552円-289,002円=133,550円)

また、約定返済額に10,000円を上乗せして毎月の返済を行なった場合、返済期間は5年も短縮され、利息総額も約4分の1程度に縮小されています。返済金額が2倍になると、返済スピードは約3倍になります。

一括返済の場合の比較

ここでは、一括返済を行うタイミング毎の比較をします。一口に一括返済とは言っても、どのタイミングで行うかによっても返済総額は変わります。そのため、4つのパターンで比較してみます。

金利18%で50万円の借り入れを行い、毎月の返済金額が1万円の場合(返済回数の合計92回)

1回目で一括返済

した場合(初回)

23回目で一括返済

した場合(4分の1)

46回目で一括返済

した場合(半分)

69回目で一括返済

した場合(4分の3)

返済総額

507,397円

659,284円

790,184円

881,294円

この比較は、返済途中で一括返済を行なった場合の比較です。もし、通常通りに返済を行った場合の返済総額は「916,552円」になります。そのため、69回目で一括返済を行なったとしても、通常の場合との返済総額の差は「35,258円」しかありません。そのため、後半に差し掛かっての一括返済のメリットは少ないと考えた方が良さそうです。

一括返済と繰り上げ返済の比較

2,000円上乗せして繰り上げ返済を行なった場合、返済総額は「783,002円」になります。その場合に、一括返済で繰り上げ返済よりも得するためには、45回目までに一括返済を行う必要があります。

また、10,000円を上乗せして繰り上げ返済した場合と一括返済を比較すると、返済回数が20回目を超えない内に一括返済を行う事で同水準になります。

一括返済は組み合わせて使う

一括返済を返済開始から早い内に行うのであれば、返済総額の減額という面でかなりのメリットがありますが、返済総額が大きい場合にはあまり現実的ではありません。そのため、一括返済は低金利や繰り上げ返済などと組み合わせて使った方が、お得に利用できる事になります。

序盤に一括返済ができない場合

返済開始から早い内に一括返済を行う事ができない場合、序盤は繰り上げ返済によってどんどん返済を行なって行きましょう。利息は借り入れ期間が長いほど発生しますが、元金が少なければ少ないほど発生する利息は少なくなります。

そのため、後々一括返済を行おうと思って貯めておくよりは、返済できる分は都度返済を行っていた方が返済総額を少なくする事ができます。さらに、繰り上げ返済によって元金が減り、まとまったお金が準備できた時に一括返済を利用すると、上手く返済総額を少なくする事が可能です。

また、低金利なカードローンを利用できた場合、さらに返済総額は少なくなります。

おまとめローンや借り換えローンを利用する

もし、繰り越し返済や一括返済を行う余裕がないという場合でも、おまとめローンをや借り換えローンを利用する事によって、返済総額を少なくする事が可能な場合があります。

おまとめローンとは?

おまとめローンとは、複数社からの借り入れを1つのローンにまとめる事が可能なローンです。そのため、おまとめローンは複数社からの借り入れを行っている人が利用できます。

もし、複数社から借り入れを行っている場合、おまとめローンでまとめる事によって、一般的には、借り入れ残高が大きくなる事により金利を低くする事が出来る為、それまでよりも低い金利での借り入れができる場合があります。

借り換えローンとは?

借り換えローンとは、1つのローンを借り換えるためのローンです。借り換えローンとして提供されているローンは、金利が通常よりも低くなっている場合が多いようです。

どのように使うのか?

おまとめローンや借り換えローンを利用する場合、借り入れたお金で他の借り入れ分を一括返済します。そうする事によって、一本化や低金利での利用が可能になります。

おまとめローンと借り換えローンの注意点

返済総額を少なくするために、おまとめや借り換えを行うわけですが、利用する事によって逆に金利が高くなったり、返済期間が長くなる場合があります。そのため、おまとめローンや借り換えローンを利用する前には、細かく確認する必要があります。もし、返済期間が長くなる場合には、繰り上げ返済や一括返済を上手く活用しましょう。

おまとめ・借り換えローン徹底比較

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まとめ

・カードローンの返済方式は、ほとんどがリボルビング方式
・返済総額を少なくするには「低金利」「繰り上げ返済」「一括返済」を利用する
・一括返済は組み合わせて使う方がお得に利用できる場合がある
・おまとめローンや借り換えローンを利用すると返済総額が少なくなる場合がある

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