個人事業主がカードローンを利用する方法

2016年7月7日
個人事業主がカードローンを利用する方法

一般的にカードローンは、個人事業主や自営業の人は利用にしにくいと言われています。しかし本当に個人事業主や自営業の人はカードローンを利用しにくいでしょうか? ここでは個人事業主や自営業の人がカードローンを利用する方法をご紹介します。

目次

収入が安定しない個人事業主はカードローンを利用しにくい

個人事業主がカードローンを利用しにくい理由としては、主に以下の2つが挙げられます。

・収入が安定しない
・経費を計上している

【1】収入が安定しない
カード会社から見て、個人事業主は一般的なサラリーマンよりも収入が安定しないと判断されています。企業に雇われて仕事をしているサラリーマンであれば、毎月会社から決められた一定の給与が支払われます。
しかし個人事業主の場合、収入そのものが月によって不安定な上、病気やケガなど突発的なアクシデントに見舞われた場合、仕事ができなくなって収入が途絶えてしまうことも考えられます。このことから個人事業主は、金融機関にとっては返済できないリスクが高いと判断されています。

【2】経費を計上している
個人事業主の方の中には確定申告の際に経費を計上している人も多いでしょう。経費を計上することによって、収入が低いとみなされ、所得税を軽減できるためです。
しかしカードローンを作る際には、この経費の計上がネックになります。経費を計上して所得税を軽減すると、カード会社から見たときに一見して所得が低いように思われてしまいます。実際にはきちんと定期的な収入があったとしても、書面上で収入が低いため返済ができないと判断されます。前年度の申告を修正することによって収入を多く見せることも可能ですが、支払う税金等も多くなってしまうため、良くない結果を招くこともあります。

個人事業主とサラリーマンは審査が違う

個人事業主はサラリーマンと審査の方法が違います。一般的に個人事業主は前述したような理由から、金融機関の審査も厳しくなっています。個人事業主とサラリーマンの審査の違いは、次の2つです。

・提出する書類
・在籍確認の方法

【1】提出する書類
個人事業主はサラリーマンの審査と提出する書類が違います。大きく違うのは収入証明書の提出です。
サラリーマンの場合、カードローンの審査で必要なのは本人確認書類のみです。収入証明書が必要な場合もありますが、多くの貸金業者では500,000円以上の借入をする場合のみ提出を求めています。またその書類も給与明細や確定申告書など、会社が発行したものや自分で記入した書類で構いません。
しかし個人事業主の場合には、どのような場合であっても基本的に収入証明書の提出が必要です。その書類も納税証明書などの公的な機関が発行したものでなければ無効です。

【2】在籍確認の方法
個人事業主の場合は、在籍確認の方法も違っています。サラリーマンの場合、一部の貸金業者では在籍確認をメールで行っていますが、個人事業主の場合は必ず自宅に電話がかかってきます。これは本当に営業しているのかを確認するためです。

個人事業主がカードローンを利用する方法

利用しにくいとはいえ、個人事業主がカードローンを利用する方法はあります。それは、以下の2つです。

・銀行のカードローンを利用する
・個人事業主向けのカードローンを利用する

【1】銀行のカードローンを利用する
経費計上によって書類上の収入が低くなっている個人事業主であれば、銀行のカードローンを利用するという方法があります。理由は銀行のカードローンは総量規制の影響を受けないためです。
総量規制とは、年収の3分の1以上の借入はできないというルールです。もし経費計上によって赤字になっているのであれば、そもそも収入がゼロのため、総量規制によって1円も借りられないということになります。
しかし総量規制が適用される金融機関は消費者金融のみです。銀行は総量規制の影響を受けないため、仮に収入が赤字でも借入も可能です。ただし審査は厳しいため、過去に信用事故を起こしている場合には借入が難しくなります。もしある程度の収入があって、借りたい金額が少額であれば、消費者金融の方が借入はしやすいでしょう。

【2】個人事業主向けのカードローンを利用する
個人事業主が事業のためにお金を借りたいということであれば、個人事業主向けのカードローンを利用する方法があります。こういったカードローンは比較的審査が緩く、個人事業主でも借りやすくなっています。
また個人事業主向けのカードローンは総量規制の対象外になっています。そのため収入の低い個人事業主でも、高額の借入が可能です。基本的に消費者金融からお金を借りる場合でも、事業に使用するためのお金で、確定申告書や事業計画書などを提出できれば、総量規制は影響しないことになっています。
もし個人事業主がカードローンを利用するなら、前述したようなカードローンを選ぶといいでしょう。

まとめ

・個人事業主はカードローンを利用しにくい
・審査がサラリーマンと違う
・銀行のカードローンや個人事業主向けカードローンなら利用できる

絞り込み条件で探す