カードローンに多い残高スライドリボルビング返済とは?

2016年1月11日
カードローンに多い残高スライドリボルビング返済とは?

カードローンでは返済方法として残高スライドリボルビング返済と呼ばれる方法を取っている会社が多くあります。俗に「リボ払い」と呼ばれる返済方式です。 今回は残高スライドリボルビング返済の解説をしていきます。

目次

分割返済とはどのように違うのか

「リボルビング返済」と似たような返済方法に「分割返済」があります。

「分割返済」は、最初に返済回数と毎月の返済金額を決めてしまう返済方法です。例えば、50万円の借り入れを10回払いと設定すると、50万円に利息を追加して計算した金額を毎月の返済日に支払い、それを10回にわけて行う方法です。

一方「リボルビング返済」は、返済回数でなく毎月の返済金額を決める方法です。50万円の借り入れに対して毎月の返済金額を1万円と設定すると、1万円(+利息)を支払うことになります。
最低金額以上の支払いを行えばいいので、毎月の支払い計画は立てやすい反面、支払い回数が決まっていないので、支払いが長期化し、利息が多くなる可能性もあります。
毎月の返済金額を家計状態に応じて調整すれば、メリットの大きい返済方法ですが、計画性がなく、借り入れを増額してしまうといつまでたっても元金が減らないといったことになる危険もあります。

「残高スライド」の解説

「残高スライド」は、借入残高の総額によって、毎月の最低返済額が変動する方法です。
例えば、50万円の借り入れに対して毎月1万円支払いをしていき、残りの返済額が40万円になると8000円に最低支払額が変化するといったように、借入残高に応じて最低返済金額が変動していくシステムです。

基本的には、借入残高が大きくなると毎月の最低返済金額も大きくなり、借入残高が小さくなると最低返済金額も小さくなります

残高スライドリボルビング返済の特徴と注意点

「残高スライドリボルビング返済」は、毎月の返済金額をほぼ一定にでき、さらに返済が進めば返済金額も少なくなっていく返済方法です。そのため、計画は立てやすく、ムリのない返済計画が可能になりますが、返済期間が延びていくにつれて、利息は増えるので、返済総額は大きくなってしまいます。
そのようにならないためにも、毎月の借入残高がどの程度減っていて、どれだけの利息を払っているかを理解しておく必要がありますし、資金に余裕がある場合は、繰上げ返済や返済金額の増額など自分自身で返済のコントロールをしていくことが必要になります。
さらに、返済途中で新しく借り入れを行うと元金が一向に減らない形になってしまうので、追加借り入れ時には借り入れの必要性と返済計画を必ず確認するようにしましょう。

合わせて覚えておくべき「元利方式と元金方式」「定額方式と定率方式」「元加方式」

返済方法は、さらに細かく分かれるので以下の5つのキーワードは覚えておきましょう。

■「元利と元金」
「元利方式」とは、毎月の設定金額に利息が含まれる方式です。要するに「元金+利息=毎月の設定金額=毎月の支払金額」となります。
一方、「元金方式」毎月の設定金額に利息は含まれない方式となるので、「元金=毎月の設定金額+利息=毎月の支払金額」となります。
「元利方式」は、毎月の支払金額が一定となり、「元金方式」は毎月の支払金額が利息分変動することになります。

■「定額と定率」
「定額方式」とは、毎月の設定金額をいくらにするか決めてしまう方式で、「定率方式」とは借入残高に応じて、割合で設定金額を決める方式です。
「定額方式」は常に一定の金額を決めてしまいますが、「定率方式」は借入残高によって毎月の設定金額が変動することになります。

■「元加方式」
「元加方式」とは、借入残高に利息も組み込んでしまう方式になります。そのため、利息が大きく、返済額が少ないと借入残高が増えてしまうといった危険性もあります。

まとめ

・「リボルビング返済」とは、毎月の返済金額を一定にできる返済方法である
・「残高スライド」とは、借入残高に応じて返済金額が変動する方法である
・「リボルビング返済」は毎月の返済金額を一定にできるので、ムリのない借り入れができるが、借り入れが長引く分、利息がかかり、返済期間が延びるにつれて総返済金額は大きくなる
・「リボルビング返済」を利用する際には計画的な返済を前もって考えておいたほうがよい

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