ろうきんはお得なの?ろうきんカードローンについて徹底解説!

2016年10月31日

ろうきんはお得なの?ろうきんカードローンについて徹底解説!

消費者金融のカードローンはテレビCMでもお馴染みになり、一般的にもよく知られるようになりました。 しかしよく調べてみると、積極的に宣伝をしていないカードローンの中にも、大手消費者金融が提供するものに勝るとも劣らないものもあります。 その1つがろうきんのカードローンです。 今回はそんなろうきんのカードローンについて解説していきます。

目次

そもそもろうきんとは何?

まずろうきんについて説明です。
ろうきんとは略語で正式には労働金庫と言います。
労働金庫は労働金庫法という法律に基づいて活動していて、労働組合や生協などの働く仲間がお互いを助け合うために資金を出し合って作った、協同組織の金融機関です。

業務内容は銀行とほぼ同じですが、銀行や消費者金融が利益を上げる事を目的として各種ローンを提供しているのに対し、ろうきんは非営利で働く人の暮らしに役立つ事を目的としてローンを提供しています。
そして、その活動に必要な分しか利益を取らないので、大手のカードローンと比べても優れた内容となっています。

メリット

・上限金利が低い
・総量規制の対象外
・ATM手数料がキャッシュバックされる

デメリット

・審査に時間がかかる

ろうきんの審査は厳しい

カードローンの業界では金利が低くなるほど審査が厳しくなると言われています。
金利が低いという事は、貸す側の利益も小さい事を意味します。
利益が小さいと、少しの貸し倒れが起きただけでも赤字になる可能性が高くなるため、あまりリスクを取る事ができないのです。
ろうきんは預金などの業務も行っているので、経営状況が悪くなるとカードローンの利用と何の関係の無いお客さんにも迷惑をかけてしまいます。
そのため非営利を目的とした組織であっても、審査が厳しくなっているのです。

即日融資は無し、審査は2週間から1ヶ月ほどかかる

消費者金融の中には即日融資をアピールしており、最短で申し込みから1時間程度で借り入れを行う事ができる会社もあります。
しかし上でも説明したように、ろうきんは簡単に貸し出しをする事はありません。
審査は2週間から1ヶ月ほど時間がかかり、提出する書類も他社よりも多くなっています。

そのためすぐにでもお金が欲しいという方にはオススメできません。
ろうきんのカードローンは利用するのに多少計画性が必要となるため、何日先に大きな出費があるなど事前に予測がついている場合にピッタリです。
この際確実に審査に通るとは限らないので、お金が必要となる1ヶ月以上前には申し込みを終えている方が良いかもしれません。

審査に必要な書類一例(ろうきんごとに違う場合があります)

・運転免許証
・健康保険被保険者証
・収入確認書類
・組合員証
・出資証券
・共済契約書

全ての人が利用できるわけではない

ろうきんローンを利用するのには条件があります。
ろうきんは全国に展開していますが、13地域ごとに担当エリアが分かれており、そのエリアに住んでいる方、もしくはそのエリアに勤務先がある方しか利用できません。
例えば北海道ろうきんのローンを利用するには、北海道に住所があるか北海道で働いていないといけません。

その他の申し込み条件一例(ろうきんごとに違う場合があります)

・満18歳以上満65歳未満の方(未成年の場合は法定代理人の同意書が必要)
・安定継続した年収が150万円以上ある方(前年度税込み年収)
・同一勤務先に1年以上勤務している方(自営業者等の方は原則3年以上同一事業を行っていること)
・ろうきんの指定する保証会社の保証基準を満たす方

借り入れまでの流れ

ろうきんでは店頭だけでなく公式ホームページからの申し込みにも対応しています。
ここでは中央ろうきんを例に申し込みの手順を紹介します。
①公式ホームページの仮審査申し込みボタンから申し込みフォームへ
②仮審査受け付け
③営業店から連絡
④本申し込み手続き
⑤審査融資の承認
⑥契約完了、利用開始

上限金利が低いことが特徴

ろうきんカードローンの金利は5.0%から10.0%の間に設定されていることが多いです。
一般的にカードローンの金利は銀行が4.0%~15.0%、消費者金融が4.0%~18.0%と言われているので、それと比べると上限金利がかなり低く設定されています。

初めてカードローンを利用する場合や借り入れ額が低い場合は、上限金利が適用されることが多いので、そういう場合はろうきんのカードローンを選ぶと支払う利息を低く抑える事が出来ます。

大手消費者金融の金利

提供先 金利

アイフル

4.50%~18.0%

アコム

3.0%~18.0%

プロミス

4.50%~17.8%

SMBCモビット

3.0%~18.0%

ろうきんカードローンの金利

提供先 一般勤労者の金利 団体会員の金利 生協会員の金利

北海道ろうきん”マイプラン”

9.8%

30歳未満3.8%~6.0%
30歳以上6.8%~9.0%

30歳未満3.8%~6.0%
30歳以上6.8%~9.0%

東北ろうきん”マイプラン”

6.4%

6.0%

無記

中央ろうきん”マイプラン”

5.275%~8.475%

3.875%~7.075%

4.055%~7.255%

新潟ろうきん”マイプラン”

7.775%

7.375%

7.555%

長野ろうきん”マイプラン”

5.10%

4.7%

無記

静岡ろうきん”マイプラン”

9.275%

4.275%~9.275%

4.275%~9.275%

北陸ろうきん”マイプランエクセレント”

9.8%

4.8%~9.8%

4.8%~9.8%

東海ろうきん”ロッキー21”

5.550%~8.550%

4.950%~8.150%

4.950%~8.150%

近畿ろうきん”マイプラン”

6.550~8.950%

6.150~8.550%

6.330~8.730%

中国ろうきん”マイプラン”

10.075%

5.375%~10.075%

10.075%

四国ろうきん”R・プラン300”

4.3%

無記

無記

九州ろうきん”モバイルマイプラン”

9.0%

無記

無記

沖縄ろうきん”給振カードローンみらい”

4.2%

無記

無記

※2016年10月現在(変動金利)

逆に大きな金額を希望する場合は銀行のカードローンがオススメです。
金利は一般的に借り入れ額が大きいほど低くなります。
銀行のカードローンであれば、ろうきんよりも下限金利を低く設定している所もあるので、場合によっては余計な利息を払わずに済みます。

銀行のカードローンの金利

提供元 金利

みずほ銀行

3.0%~14.0%

三菱東京UFJ銀行

1.8%~14.6%

三井住友銀行

4.0%~14.5%

りそな銀行

3.5%~12.475%

ソニー銀行

2.0%~13.8%

住信SBIネット銀行

1.89%~14.79%

楽天銀行

1.9%~14.5%

イオン銀行

3.8%~13.8%

会員になればさらにお得に

またカードローンだけではなく、ろうきんの各種ローンには会員に対する割引が設定されています。
団体会員や生協会員なら最大で5.0%近く金利が低くなる事があるので、さらにお得にローンを利用する事ができます。

団体会員

団体会員とは、ろうきんに出資している団体に所属している方をいいます。
具体的には労働組合、国家公務員・地方公務員の団体、勤労者のための福利共済活動を目的とする団体の構成員を指します。
ただし上記の団体であっても、事業年数が3年を超えていない場合は認められない事もあります。

生協会員

生協会員とは、ろうきんに出資している生活協同組合の組合員と同一生計者の事をいいます。
そのためローンを利用する方が組合員でなくても、家族に組合員がいれば優遇金利で各種ローンを利用できます。

一般勤労者

各ろうきんの対象エリアに住んでいるか、そのエリアで働いている方の中で団体会員でも生協会員でもない方は一般勤労者として扱われます。
利用の条件には、一口1,000円の出資金を出し個人会員になる必要がある場合もあります。

さらに金利優遇制度がある場合も

銀行のカードローンでは、その銀行が提供する住宅ローンなどを利用しているとカードローンの金利が低くなる事があります。
ろうきんでもこれと同じように各種サービスと併用するとローンの金利が低くなることがあります。
静岡ろうきんのカードローンを例に見てみると、給与振込や年金受取を口座指定しているだけで金利が1.0%低くなります。
これなら簡単にできるので、ろうきんのカードローンを利用するなら積極的に口座なども利用したいですね。

静岡ろうきんマイプランパックの場合

対象の取引 優遇幅

給与振込

1.0%

年金受取指定

1.0%

ろうきんUCカード契約

1.0%

インターネットバンキング

1.0%

Web通帳(無通帳預金、ステートメント不発行型)

1.0%

有担保保証書貸付、住宅金融支援機構利用

1.0%

一般財形またはエース預金

1.0%

非課税財形またはエース預金

1.0%

2016年10月現在

ろうきんカードローンの限度額は?

ろうきんカードローンの限度額は、300万円から500万円に設定されていることが多いようです。
限度額だけを見るとろうきんよりも優れている会社もあり、銀行のカードローンでは1,000万円まで借り入れできる所もあります。
しかし500万円もあれば一般的に困ることは少ないと思われるので、限度額に関しては特に問題は無いでしょう。

また限度額は、一般勤労者か会員かで限度額が変わる事があります。
限度額が300万円と設定されている所でも、勤続年数が5年以上の会員で、なおかつ年収が一定の額を超えている場合は限度額を500万円まで引き上げる事ができます。
さらにろうきんは労働金庫法によって管理されているので、総量規制の対象外となっています。
そのため年収の1/3を超えて借り入れする事も可能です。

ろうきんカードローンの限度額

提供先 限度額

北海道ろうきん”マイプラン”

300万円

東北ろうきん”マイプラン”

500万円

中央ろうきん”マイプラン”

500万円

新潟ろうきん”マイプラン”

300万円

長野ろうきん”マイプラン”

500万円

静岡ろうきん”マイプラン”

300万円

北陸ろうきん”マイプランエクセレント”

300万円

東海ろうきん”ロッキー21”

50万円

近畿ろうきん”マイプラン”

500万円

中国ろうきん”マイプラン”

一般労働者と生協組合員は300万円
団体組員は500万円

四国ろうきん”R・プラン300”

100万円以上 300万円以内

九州ろうきん”モバイルマイプラン”

500万円

沖縄ろうきん”給振カードローンみらい”

500万円

2016年10月現在
※総量規制とは、貸金業者が年収の1/3を超えて貸し出しすることを規制した法律です。

借り換えやおまとめにも対応

ろうきんカードローンは、事業目的でなければ基本的に何に使っても自由なので、おまとめローンや借り換えローンとして使う事が出来ます。
総量規制の対象外で金利も比較的低い方なので、おまとめに向いているカードローンとも言えます。
審査は厳しいですが、毎月の返済額が減り、負担をグッと軽くする事が出来ます。

ATM手数料はキャッシュバックされる

ろうきんのカードローンは殆どのコンビニATMで利用できます。
しかもATM手数料はキャッシュバックされるので土日祝日であっても無料で利用する事が出来ます
カードローン会社の中には大手の消費者金融であっても、提携ATMを利用すると手数料がかかる事があります。
そんな会社のカードローンを利用してしまうと、入出金のたびに108円から216円の手数料が取られる事になります。
ろうきんのカードローンを選べば余計なお金を払う必要が無いだけでなく、出先で急にお金が必要になった場合などにも対応できます

中央ろうきんの場合

提携先ATM 借り入れ手数料 対応時間

ろうきん

無料

引き出し7:00~23:00
振込8:00~21:00

セブン銀行

対応時間内無料

引き出し7:00~19:00

ローソンATM

無料

24時間

E-net

無料

24時間

イオン銀行

無料

24時間

返済方法

返済は極度額に応じた定例返済額となっています。

中央ろうきんの場合

貸越極度額 毎月返済額 ボーナス併用毎月返済額 ボーナス併用ボーナス時増額返済額

30万円以内

5,000円

5,000円

30万円超
50万円以内

10,000円

10,000円

50万円超
70万円以内

12,000円

10,000円

20,000円

70万円超
80万円以内

13,000円

10,000円

20,000円

80万円超
100万円以内

15,000円

10,000円

30,000円

100万円超
150万円以内

20,000円

15,000円

30,000円

150万円超
180万円以内

25,000円

20,000円

30,000円

180万円超
200万円以内

30,000円

25,000円

30,000円

まとめ

・ろうきんは非営利の組織
・カードローンの審査は厳しく、時間がかかる
・上限金利が低いのが特徴
・総量規制の対象外
・おまとめや借り換えにも対応している
・ATM手数料はキャッシュバックされる

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